3月前半 田植え準備
- sathoshikawa
- 3月28日
- 読了時間: 2分
3月前半の記録です。
いよいよ田植えが近付いていると感じる日々。
大まかには昨年の投稿と同じなので、今回もまとめて紹介したいと思います。
先ずは種籾について。
今年は例年よりも、田植えの開始を少しだけ早めることになりました。
昨年は4月11日からでしたが、今年は4月6日頃にスタートの予定です。

そのため、最初に極早生(ごくわせ)の品種を1町5反の圃場で植える計画となり、これについては五百川(ごひゃくがわ)が選ばれました。




この五百川。千葉県でも暖かい、南の地域で栽培されていると聞きます。
比べて寒いこの地域で上手く育つか少し不安もありますが、収穫まで注目したいと思います。
その他の種籾は、コシヒカリやふさこがね、ヒメノモチなどが今月前半に種子消毒を済ませています。


上2枚の写真は、播種スペースでの撮影です。
播種に備えて、しっかり掃除をしました。
それと、ファスナーが壊れていた育苗機のカバーを交換。開け閉めがスムーズにできる事に皆感激です。長く大切に使わなくては。




続いて、育苗エリア。
先月以前から少しずつ行われていましたが、ビニールハウスの手入れも順調に進んで、最初の苗出しに間に合う様に仕上がりました。

今年は改善案で、ハウスの奥に巻き上げ式の窓が作られています。
これは、暑い日は入口や横の窓だけではなく、奥の窓も開けて空気の入れ替えをして、温度を下げるための試みです。




そして遂に、13日に播種(はしゅ)を開始しました。
初回は五百川のみ。
苗箱の枚数が少なかったので、育苗機の中では苗箱に、温かい空気が満遍なく行き届いたようです。
その他に、田んぼでは畦塗りや3回目のロータリー耕が行われたり、乾直(かんちょく)に向けた均平作業がありました。
さらにロータリー耕の後は半月入れ(昨年6月投稿の記事参照)や暗渠の蓋をするなど、田んぼに水を張る準備を始めています。
時が経つのが本当に早く感じる時期です。
それでは、また次回に!
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