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3月前半 田植え準備

3月前半の記録です。


いよいよ田植えが近付いていると感じる日々。

大まかには昨年の投稿と同じなので、今回もまとめて紹介したいと思います。


先ずは種籾について。


今年は例年よりも、田植えの開始を少しだけ早めることになりました。

昨年は4月11日からでしたが、今年は4月6日頃にスタートの予定です。


↑ 種籾『五百川』の袋
↑ 種籾『五百川』の袋

そのため、最初に極早生(ごくわせ)の品種を1町5反の圃場で植える計画となり、これについては五百川(ごひゃくがわ)が選ばれました。


↑ 種籾をネットに小分けする
↑ 種籾をネットに小分けする
↑ 種籾を病気予防のため、消毒する
↑ 種籾を病気予防のため、消毒する
↑ その後は水に浸し、定期的に水交換
↑ その後は水に浸し、定期的に水交換
↑ 催芽機の温水で種籾を加温する
↑ 催芽機の温水で種籾を加温する

この五百川。千葉県でも暖かい、南の地域で栽培されていると聞きます。


比べて寒いこの地域で上手く育つか少し不安もありますが、収穫まで注目したいと思います。


その他の種籾は、コシヒカリやふさこがね、ヒメノモチなどが今月前半に種子消毒を済ませています。


↑ 播種スペースの大掃除
↑ 播種スペースの大掃除
↑ 育苗機のカバーを新調しました
↑ 育苗機のカバーを新調しました

上2枚の写真は、播種スペースでの撮影です。


播種に備えて、しっかり掃除をしました。

それと、ファスナーが壊れていた育苗機のカバーを交換。開け閉めがスムーズにできる事に皆感激です。長く大切に使わなくては。



↑ 育苗ハウス内の耕耘と整地
↑ 育苗ハウス内の耕耘と整地
↑ 防草シートを張る
↑ 防草シートを張る
↑ 防鳥ネットを用意
↑ 防鳥ネットを用意
↑ 散水チューブの調整や交換
↑ 散水チューブの調整や交換

続いて、育苗エリア。


先月以前から少しずつ行われていましたが、ビニールハウスの手入れも順調に進んで、最初の苗出しに間に合う様に仕上がりました。




↑ ハウスの奥に窓を作る
↑ ハウスの奥に窓を作る

今年は改善案で、ハウスの奥に巻き上げ式の窓が作られています。


これは、暑い日は入口や横の窓だけではなく、奥の窓も開けて空気の入れ替えをして、温度を下げるための試みです。


↑ 播種前日に種籾を脱水し、乾かす
↑ 播種前日に種籾を脱水し、乾かす
↑ 播種風景
↑ 播種風景
↑ 床土、種籾、水、掛け土が投入された苗箱
↑ 床土、種籾、水、掛け土が投入された苗箱
↑ パレットに積んだ苗箱は、育苗機に入れて加温
↑ パレットに積んだ苗箱は、育苗機に入れて加温

そして遂に、13日に播種(はしゅ)を開始しました。


初回は五百川のみ。

苗箱の枚数が少なかったので、育苗機の中では苗箱に、温かい空気が満遍なく行き届いたようです。


その他に、田んぼでは畦塗りや3回目のロータリー耕が行われたり、乾直(かんちょく)に向けた均平作業がありました。


さらにロータリー耕の後は半月入れ(昨年6月投稿の記事参照)や暗渠の蓋をするなど、田んぼに水を張る準備を始めています。


時が経つのが本当に早く感じる時期です。


それでは、また次回に!


 
 
 

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