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3月後半 田植え準備2


今回は、3月後半のまとめ記録です。


↑ 17日の風景
↑ 17日の風景

最初に『苗出し』について。


河津桜も満開で春の訪れを実感した、3月17日に、今季初の苗出しをしました。


13日に播種をした、『五百川』という極早生(ごくわせ)品種がその対象で、これを育苗器からビニールハウスへ移す作業です。


本来の苗出し予定日は16日だったのですが、この日はまだ発芽をしておらず、1日延期。


苗箱の種籾たちにとっては暖かな育苗器で過ごす時間が増えて、短期間で変化がありました。


↑ 苗出し当日の撮影
↑ 苗出し当日の撮影

苗出し当日の朝、苗箱を確認すると、しっかりと芽が揃い出ていました。良かった!



↑ 苗箱をビニールハウスに運ぶ
↑ 苗箱をビニールハウスに運ぶ


早速ビニールハウスに苗箱を運び、手作業で並べていきます。


↑ 発芽が揃って良い感じ
↑ 発芽が揃って良い感じ

並べた苗箱たち。序盤にこれだけ揃って発芽したのを見るのは初めてです。

この後は、保温・保湿用のシートを掛けて、緑化を待ちました。


そして後日、続いてヒメノモチやふさこがね、コシヒカリなどを苗出し。


今年の3月後半は何と夏日があったり(!)、雪が降るほど寒かったりと、気温の変化が大きかったです。


暑い日の苗出しは、暑さに慣れていない時期だけに大変で、冷たい雨の日の苗出しも、やはり厳しくて印象的。


ただ、田植えが始まるまでは人手があるので、そこは楽と感じます。


↑ 28日の散水。五百川(右)とヒメノモチ(左)
↑ 28日の散水。五百川(右)とヒメノモチ(左)


ハウスの管理は他のスタッフが担当していますが、時間を作って私も成長していく苗を見ながら、またその様子を紹介できたらなと思います。



続いて水管理の話です。



↑ 井戸の試験通水
↑ 井戸の試験通水


20日に、柏染谷農場が管理する井戸の試験通水を行いました。これは大きなトラブルも無くて安堵です。


↑ 水を溜め始めた圃場
↑ 水を溜め始めた圃場


↑ 代かきまで、水を維持させます
↑ 代かきまで、水を維持させます


そしてその2日後、田んぼに水を溜め始めました。実は当初の予定より田植えを遅らせることになったのですが、代かきは4月初旬に始める見込みです。



↑ ウイングハローの点検
↑ ウイングハローの点検


その代かきに備えて、ウイングハローのオイル交換が行われました。


田植え機の点検・整備も進み、いよいよシーズンは開幕直前。



それと、田植えの準備とは少し異なりますが、乾田直播(かんでんちょくは)について。

今年は約8町歩が乾直圃場となりました。


↑ 溝掘機での作業
↑ 溝掘機での作業


↑ 排水性を高めるため、溝を掘る
↑ 排水性を高めるため、溝を掘る


写真は撮れませんでしたが、20日に作業機ドリルシーダーで種を撒き、その日の内に続けて『溝掘機』で溝を掘り終えています。


積算温度が100度を超えて発芽し、苗の丈が水没しない程度に成長してから水を張る予定です。


下のリンクは、昨年の乾直についての投稿です。昨年との違い、よかったらご覧ください。



それでは今回はこの辺で。

また!

 
 
 

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