4月8日から、代(しろ)かきが始まりました。
餅米『ヒメノモチ』の苗を移植する圃場が1番目の代かき対象。
この田んぼの面積は1町3反なので、東京ドームの面積約4町7反に比べると、4番の1より少し広いです。
それでは作業機『ウイングハロー』を取り付けたトラクターで、いざ、代かき!
…しかしその前に、やはり作業機の名前が気になります。ハローって何だろ。まさか挨拶じゃないでしょう。
『Wing Harrow』が英語表記。『Harrow』は砕土に使う農具、『馬鍬(まぐわ)』を意味します。土地に馬鍬をかけるという動詞もありました。『Wing』はこのハローが折りたたみ式で、開閉時に翼の様な形をしているからでしょうか。
スッキリしたところで、代かきに注目です。
ロータリー耕耘して細かく砕いた土と、1週間ほど前に入れた水を、ハローで細かく混ぜ合わせ、泥を作ります。雑草を練り込み、均平で水が保たれ易い田んぼに仕上げていく。乗り手曰く、眠くなるほどゆっくりの作業で、見ていても難易度の高さを感じます。
今年は乾田直播(かんでんちょくは)圃場の多くが予定変更で田植えをすることになりました。
合計約150町歩の田んぼのうち、その殆どが代かき対象。計画通り田植えができる様に、朝から晩まで様々な仕事の合間に2台体制で代かきを進めています。
圃場の土質にもよりますが、代かきから中2日ほどでさらさらな泥は田植えに丁度良い固さになります。
そして最初の代かきから2日後、田植えも始まりました。
4月26日現在、ヒメノモチに続いて学校給食にも利用いただいている『ふさこがね』、千葉県産米の『粒すけ』の移植が終わり、現在は『コシヒカリ』を植えています。
メンバー2人が中心となって、6月中頃くらいまで田植えは続く見込。その様子はInstagramでも発信しているので、ご覧ください。
育苗も続いています。
ハウスでの水やりシーンで、今回は締めくくりです。
それでは、またの機会に。
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