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sathoshikawa

小麦の播種と防除

染谷農場では大豆と小麦の転作(輪作)をしています。

大豆を収穫したと思ったら、直ぐにトラクターで耕起し、小麦の種を蒔くのです。


天候や大豆収穫のペースも関連して進む作業で、今年の種蒔きは11月下旬にスタート。完了したのは12月中旬でした。


種蒔き後は数日の内に、作業機の『ブームスプレーヤー』を使って土壌改良剤を撒きます。


ブームスプレーヤーって何だろう?というのが多分、一般的な反応ではないでしょうか。


調べるとブームには『張り出し棒』という意味があります。棒状の物で液体をスプレーする、機能通りの名称のようです。



この様に両サイドに可動伸縮式の張り出し棒(ブーム)にノズルが付いていて、そこから薬剤を噴霧します。

運転席後部には水タンクを備えており、希釈率に沿った量の薬剤を事前に混ぜておけば準備OKです。


薬剤は用途に合わせて選ぶのですが、雑草や害虫、病害などの予防および駆除を目的としており、一律に『防除』と呼びます。


防除作業中は四駆モードでの走行です。

小回りが利いて旋回も楽ですが、直進中に曲がらないよう意識します。

また、両サイドのブームノズルにトラブルがないか、ブームの傾きや高さは大丈夫かなどの確認が必要なので、前方だけではなく、広く周りを見ることも必要です。

薬剤散布したエリアはGPSで確認できる機能もあり、参考にしていますが、私は地面にマーカーを刺すのが好きだったりします。



今回の防除を行うことで、春先に芽吹く雑草を抑えることができるので、薬の撒き漏れが無いよう、注意深く薬剤を噴霧しました。…が…数ヶ月先、結果を見に行かねば!



写真は全て11月に撮影したものです。

早朝は無風だったり、弱い風なので、薬剤噴霧には良い条件なんですよ。


ではでは、また次回に!

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